四日市萬古焼総合卸商社

株式会社 三陶

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2020/05/10
【素材について】
素材の違い ③ ~紫泥~
 
萬古焼で使われている【紫泥(しでい)】について紹介します。

【紫泥(しでい)】
萬古焼において、還元焼成によって焼締められた、紫褐色の炻器(せっき)を指します。
鉄分を多く含んだ陶土を、還元焼成する(陶器が酸化されないように焼くこと)と、
素材の中に含まれる鉄分が黒く焼き上がります。
焼き上がった後、冷却のために空気に触れさせると、
わずかながらに陶器が酸化され、酸化鉄(赤褐色)が生成されます。
この、還元鉄の黒と酸化鉄の赤褐色の微妙なバランスで、紫褐色に変化するのです。
 ※このため、窯元によって、紫泥の色がそれぞれ異なります。

強度が高く、土にコシもあるので、非常に薄く作ることもできます。
吸水性がほとんど無いので、急須やフリーカップなどの素材に使われることが多いです。

 <使い方>
   ✕ 食洗機、直火、オーブン、電子レンジ




鉄分を多く含むことで、紫泥にはお茶の味をまろやかにする効果があります。
お茶の渋み成分の一つであるタンニンは、金属イオンと反応する性質があります。
紫泥の中に含まれる鉄分とタンニンとが反応することで、渋みが抑えられ、自然とまろやかな味になるということです。

三重県はお茶の生産量も全国3位、「かぶせ茶」という茶種については全国1位の生産量を誇ります。
陶器のみならず、三重県のお茶も是非ご堪能ください。